近江日野にいると山を身近に感じます。
地形的にも、そして精神的にも。
日野の神様であり、町のどこからでもだいたい見える綿向山。
平らで広い田園となだらかな丘の向こうにそびえる綿向山。
綿向山は神様が宿る山として崇められ、
山頂には山の神が祀られた大嵩(おおたけ)神社、
麓には、山の神を遷して祀られた馬見岡綿向
(うまみおかわたむき)神社があります。
日野には古くから伝わるお祭りや行事が数多く残り、
そのため、神事も多く、その神事を執り行っていらっしゃる
綿向神社の宮司の社(やしろ)さんを
お見かけする機会がたくさんあります。
宮司さんが減り、
受け持つ神社の数が増えているのが日本各地の
日野町でも、
社さんは忙しいに決まっている
面白くお話ししてく
お見かけするとついつい声をかけさせていただいて、
そして時々配ってくださる「お宮の杜」という
社さんの手づくりのかわら版がとっても丁寧で優しくて、
ちょっと違う次元で、社さんが日野のみんなの
お父さんのような存在に感じられて大好きです。
この「社さん新聞」では、過去に発行された
「お宮の社」からの抜粋を中心に、
社さんから伺ういろんなお話を
載せていただきます。お楽しみに。